赤しそシロップ

水や炭酸で割って飲む、濃縮タイプのしそジュースです。
長く保存できるので、夏じゅう爽やかな香りと美しい色を楽しめます!
【材料】できあがりは1リットル前後になります。
赤しそ 200g程度
水 800ml
砂糖 200~300g
りんご酢 100ml
※赤しそは、梅干しに向かない小さな葉や緑がかった葉でも大丈夫です。
茎ごと手に入った場合は、葉だけ摘み取った状態で約200gとしてください。
※砂糖はグラニュー糖がおすすめです。
砂糖の量によって、保存期間が変わります。
300g入れれば1年持ちますが、薄めても結構甘いです。
私は200gで作って、夏が終わる頃には飲み切るようにしています。
【作り方】
(下準備)
○保存に使う瓶は消毒して乾かしておく。
❶赤しその葉を摘み取って集める。
※細い茎や小さな葉も混ざっていて構いません。
太い茎は後で絞るときに邪魔なので、この段階で除きます。


❷ためた水の中で赤しそをよく洗ってざるに上げ、水気をきる。


❸鍋に分量の水を沸騰させ、赤しそを入れる。
5分ほどゆでて火からおろし、赤しそを取り出す。
さわれる程度に冷めたらかたく絞って汁をすべて鍋に戻す。
※葉の量が多いので、2~3回に分けてゆでると良いです。
今回は半量をゆでてざるに上げ、そのあと残りの半量も同じようにゆでました。




❹❸を布巾やキッチンタオルで濾して、新しい鍋(琺瑯やステンレス製)に移す。
砂糖を加えて再び沸騰させ、5分ほど煮ながらアクをとる。
火からおろしてりんご酢を加える。




【保存について】
冷めたらすぐ、消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
砂糖がしっかり入っていれば、1年くらいはじゅうぶん保存できます。
ただ、味も香りも徐々に損なわれるので、私は砂糖200gで作って、夏が終わる頃には飲み切るようにしています。
肌寒くなってまで微妙に味の落ちたしそジュースを飲みたいとはあまり思わないので…。
その頃にはゆず茶が作れますからね。

【飲み方いろいろ】
水や炭酸で、3~5倍に薄めて飲んでください。
実家の母は牛乳で割るのが好きです。
ヨーグルトに混ぜたり、かき氷のシロップとしても。
寒天やゼラチンで固めてもきれいですね。
我が家では、梅干しに赤しそを入れるついでに必ずしそジュースを作ります。
梅干しには、あまり小さな葉や緑がかった葉は入れたくないんです。
梅干しだけのためにしそを買ったら、悪い葉を捨てるのが惜しくて選別の基準を甘くしがちで…。
「これは後でジュースにするから」と思えば、梅干しに変な葉を使わずに済みます。
梅干しの場合は赤しその質が出来栄えに影響しますが、ジュースならそこまで気になりません。
さすがに腐った葉なんかはだめですけど。
何年か前に載せたレシピは、濃縮タイプではないので数日で飲み切るものでした。
今年は長く保存できるシロップのリクエストが多かったので、昨日急遽撮影しました。
やっぱり、どうせ作るなら長く楽しめたほうが嬉しいですもんね。
元気で楽しい夏を過ごしましょうね!