紅茶クリームサンド
紅茶風味のクリームだけの、なんとも優雅なサンドイッチです。
自分で作っておきながら、食べると「あ~甘やかされとる」と思います。
パンにはさまず、スコーンなどのお菓子や果物に添えても!
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〈材料〉20切れ分
生クリーム 200ml
紅茶の茶葉 6g
グラニュー糖 18g
薄切り食パン 10枚
※たくさんできるので、多ければ半量で作ったりクリームとパンの割合を変えてみてください。
※生クリームは乳脂肪分40%以上のものがおすすめです。
※茶葉はティーバッグ2~3個分です。ほうじ茶でも同じように作れます。
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〈作り方〉
❶擂り鉢で紅茶の茶葉を細かく擂り、よく乾いた茶こしでふるう。
(ふるった粉状の茶葉のみを使います。)
❷生クリームのパックに❶を入れてやさしく揺すり、粉を沈める。
パックの蓋を閉じて3時間~ひと晩、冷蔵庫で放置する。
❸食パンが正方形になるように、耳を切り落とす。
(耳は好みで残してもおいしいです。)
❹生クリームとグラニュー糖をボウルに入れ、氷水をあてながらかたく泡立てる。
(生クリームのパックの底に大量の茶葉が沈んでいるので、乾いた清潔なスプーンでかき出してください。)
❺5枚の食パンにクリームをのせて中央が少し分厚くなるようにサッとのばす。
残りの食パンをかぶせて両手ではさみ、密着させる。
ラップで包んで冷蔵庫で1時間以上冷やす。
❻包丁を湯で温めながら切り分ける。
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水出し紅茶の要領で生クリームに風味や色を移してから泡立てます。
通常は熱湯で茶葉が殺菌されますが、今回のレシピでは火を通しません。
必ず冷蔵庫で保存し、生クリームに茶葉を入れてからなるべく早く食べるようにしてください。
殺菌処理された水出し用の茶葉を使うのも良いと思います。
どちらにしても、長く置くと味も落ちるので早めに食べ切ることをおすすめします。
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紅茶好きの夫のために、以前は泡立てた生クリームに茶葉をそのまま混ぜていました。
モソモソするし香りはないし、微妙なクリームでした…。
DMやコメントで「茶葉を細かくして事前に生クリームに浸しておく」と教えてもらい、いろいろ試すうちにおいしい紅茶クリームが作れるようになりました。
「嫌だけど生クリームで紅茶を煮出すしかないかな」と思っていたので、ひとりで完結しなくてよかったです。
朝ご飯を楽しみに起きてくる息子に、耳まで取った紅茶クリームサンド(フルーツ添え)を出して甘やかす喜び。
普段はお米と味噌汁ですが、たまにこういう日があるのも楽しいなと思います。