田作り

田作り

ちまちましたごまめが、なんともかわいい田作り。

小ぶりなごまめで作るのがこだわりです。

ひとくちサイズに揃えておくと、盛りつけるときにきれいです。

〈材料〉2~3人分

ごまめ  35g

(A)
みりん  大さじ2
砂糖   大さじ1強
濃口醤油 大さじ1

※私はいつもこのくらい少量の袋を選びます。
食べる量に合わせて適宜増やして作ってください。

※クッキングシートを使うので、準備しておきます。

〈作り方〉

❶ごまめをクッキングシートに広げて短時間電子レンジにかけ、カサカサに乾かす。
網に広げて冷まし、1本折ってみてパキッと良い音がすればよい。
細かいかすを取り除き、器に入れておく。

※今回はごまめ35gを、600Wで50秒ほど加熱しました。
加熱しすぎないように気をつけてください。
10秒ごとに扉を開けて、むらなく乾くよう手で場所を入れ替えます。

❷底が広い鍋にA(みりん大さじ2、砂糖大さじ1強、薄口醤油大さじ1)をあわせ、ゴムべらで混ぜながら弱火にかける。
煮汁にとろみがつき、泡が細かく、鍋底のへらの跡がしばらく残るようになれば、火からおろす。
間髪を入れずごまめを一気に加え、箸で素早く絡める。

❸すぐにクッキングシートの上に広げて冷ます。

※きれいに盛りつけたい分は、温かいうちに頭を左に向けて揃えておきます。
ネチャネチャくっつきますが、箸先に油を少量つけて作業するとストレスが減ります。

〈保存〉

保存容器に入れて常温(冷暗所)で1週間ほど置いておけます。

家に涼しい場所がなければ冷蔵庫に入れます。

〈ごまめを乾かす方法について〉

電子レンジなら一瞬で完璧に水分を飛ばせるため、私はいつもこの方法です。

ただ、ごまめは乾物で元々水分が少ないため、加熱しすぎると発火する可能性はあると思います。

フライパンで乾煎りすることもできるので、その場合はちょっと難しいですが、焦がさないようごく弱火でじっくり乾かしてください。

オーブンの低温(160度くらい)で数分加熱する方法もあります。

焦がさずに乾かすことで、サクッと風味良くするのが目的です。

乾かさないと、二チャッとして魚くさく、苦みも感じやすい田作りになってしまいます。

無謀にもこの工程を省いてみたことがあるのですが、まあ悲惨でした。

夫の大好物なので、ごまめが店頭に並んだら毎年何度も作ります。

夫はご飯に乗せてモリモリ食べます…。

私は大好きということもないんですが、作っておくとつまめるので嬉しいですね。

夫のおやつとしてしょっちゅう作るため、実はおせちという感覚が全くありません。

今年はこれを機に、おせちに加えてみようと思います。

タイトルとURLをコピーしました