きんかんの蜜煮

きんかんの蜜煮

つやつやでぽってりした、かわいい蜜煮。

鮮やかなきんかんは、ひと粒添えるだけで豪華な雰囲気になります。

日持ちするので、おせちの後は蜜ごとホットドリンクに。

〈材料〉3~4人分

きんかん 大12個(200g)

水    300ml
砂糖   100g

※砂糖はきんかんの重量の50%です。
きんかんの重さをはかって計算してください。

〈作り方〉

❶きんかんを洗い、へたをとり除く。
縦に5mm間隔で浅く切り目を入れる。

※切り目が長すぎたり間隔がせますぎると、煮ているうちにちぎれたり、きんかんが形を保てずグタッとなります。

❷たっぷりの湯を沸かし、きんかんを入れて5分ゆでる。
水にとって冷まし、串で切り目から種を取り出す。

❸小鍋にきんかん、水、砂糖を入れて火にかけ、沸いたら弱火で20分煮る。
そのまま冷まして完成。

※鍋が大きすぎると、きんかんが蜜に浸からない状態で煮ることになります。
なるべく小さな鍋を使い、落とし蓋をするとしっかり煮えます。

※翌日くらいから味が落ち着いておいしくなります。

〈保存〉

消毒した瓶に蜜ごと入れて、冷蔵庫で10日ほど保存できます。

カップに蜜ときんかん1粒を入れてスプーンで軽くつぶし、お湯を注ぐと香りのよいホットドリンクになります。

昔、風邪をひいた夫に作ってあげると、「おいしいな!はちみつきんかんのど飴を溶かしただか?」と言いました…。

爽やかな酸味はなく、ただただ甘くて、ちょっと喉にやさしい飲み物です。

今回は、スーパーで巨大な粒のきんかんを買って作りました。

多分、実家でとれるきんかんの3倍くらいの大きさで、えぐみもありません。

苦みの強いきんかんで作るときは、❷で水にさらす時間を増やすと、少しましになると思います。

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