えびの旨煮
私はいつも無頭えびで作るのですが、それでもこの華やかな色は、立派なおせちの主役だと思います。
もちろん、頭のあるえびでも同じように作れます!
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〈材料〉
無頭えび 15尾(350g)
(A)
だし汁 300ml
酒 大さじ3
みりん 大さじ3
薄口醤油 大さじ2
※今回は、特大サイズのバナメイエビを使いました。
有頭えびの場合は、大きさにもよりますが5~10尾が良いと思います。
煮汁の量は適宜調整してください。
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〈作り方〉
❶えびをよく洗って背わたをとり、尾は斜めに切り落とす。
1尾すつ楊枝を刺して、背中が曲がった状態で固定する(写真参照)
❷たっぷりの湯に塩(分量外、小さじ1程度)を混ぜる。
えびを入れ、1分ほどゆでてざるに上げる。
※ここでは完全に火を通す必要はありません。
えびが多い場合は2回に分けてゆでると良いです。
ゆでたら楊枝を抜いて、よく水をきっておきます。
❸A(だし汁300ml、酒大さじ3、みりん大さじ3、薄口醤油大さじ2)をあわせて煮立て、えびを入れる。
再度沸騰したら2分ほど煮て火を止め、そのまま冷ます。
※加熱時間は、えびの大きさ、頭の有無によって変わります。
※おいしく食べられるのは、完全に冷めてからです。
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〈保存〉
煮汁に浸かった状態で保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
日持ちは5日ほどです。
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立派な有頭えびを買ってみたこともありますが、「頭さえなければ倍以上のえびが食べられたなあ」などと考えてしまい…。
頭をおいしいと思えるほど舌も肥えていないし、まあ、私はおせちも無頭えびでいいかなと思っています。
野暮天ですみません。
無頭えびでも、旨煮には大きいサイズのほうが向いていると思います。
えびは火を通しすぎるとかたくなりますが、生煮えではいけませんから、私はちょっとしっかり加熱しています。
それに、プリプリよりも、かたく締まったえびのほうが好きなんです。
有頭えびなら頭に火が通りにくいので、大きさに合わせてある程度しっかり煮たほうが良いと思います。
えびの旨煮の煮汁を少し混ぜてお雑煮にするのが、毎年の楽しみです。