まろやか酢だこ

酸っぱすぎず、食べやすい酢だこです。
おせちの中では珍しい、紫っぽいきれいな赤!
お酒の大好きなお義父さんに持っていくと、とても喜んでもらえる一品です。
【材料】
ゆでだこ(足) 1~2本(200~250g)
(A)
米酢 50ml
水 50ml
砂糖 大さじ2
うすくち醤油 小さじ1
※うすくち醤油がない場合は、半量のこいくち醤油で代用します。
塩などを加える必要はありません。
【作り方】
❶A(米酢50ml、水50ml、砂糖大さじ2、うすくち醤油小さじ1)を保存容器に合わせ、砂糖が溶けるまで混ぜる。

❷ゆでだこをたっぷりの熱湯に10秒ほどくぐらせて水気を拭く。
好みの大きさに切り、❶に入れる。
※においが気にならなければ、水でサッと洗って拭くだけで構いません。


❸冷蔵庫で1~2時間置いて味を染み込ませる。
※多くのたこが調味料から顔を出す場合は、ラップを密着させるように覆ってください。

【保存】
※冷蔵庫で2~3日保存できます。
あまり長く置くと衛生的に良くないし、簡単なので頻繁に作るほうがおいしいと思います。


薄く切ってもきれいです。
しっかり漬かって身が締まったのも、お酒を飲むお義父さん好みの味です。
【調味料について】
はじめは日持ちを考えて、酢と砂糖だけで作っていました。
でも酸っぱすぎるのが苦手なので、水を加えてぼんやりさせるようになりました。
あと、醤油を少し入れるだけで安心感が出ます。
小学校の給食の、やさしい酢の物をイメージして…。
我が家は酢と水が1:1ですが、酸っぱいのが好きな方は割合を変えてみてください。
【追記】
ゆでだこを買うとパックの中に水分が溜まっていて、それがちょっとにおうので、私は10秒ほど熱湯にくぐらせます。
柔らかい蒸しだこはゆでるともったいないので、水で洗ってよく拭いて使ったりもします。
岡山と鳥取以外に住んだことがなく、酢だこには全く馴染みがありませんでした。
何年も前、おせち料理の参考にとスーパーをうろついていたところ、鮮烈な赤の酢だこを見つけて仰天しました。
家に帰って早速調べたのですが、主に関東以北で愛されているようですね。
あの赤は断面の白とのコントラストを強調するために着色されているそうで、たしかに完璧な紅白です。
私は色はつけませんが、元々のゆでだこの、暗い紫も本当にきれいだと思います。

