おせち料理のあしらい

おせち料理に添える植物について。
緑を添えて隙間を埋めて、仕切りにもなって、いろんな活躍をしてくれます。
写真にそれぞれの名前を書いています。
毎年必ず使うのは、裏白と南天、ゆずり葉ですかね。
ひかげのかずらは重箱の隙間を埋めてくれるので重宝するのですが、他のものと比べてお店ではあまり見かけません。

山でとったものも買ったものも、大きな容器に水をためてやさしく洗い、水気を拭いてから使います。
お重に敷く裏白は、乾燥すると葉がくるんと丸まってしまいます。
すぐ使わない場合は湿らせたキッチンタオルなどにはさんでナイロン袋に入れ、野菜室に入れれば数日は大丈夫です。


松や南天は切り口を5mmくらい切って水に生け、涼しいところに置きます。
こちらはかなり長持ちします。


あしらいの葉っぱが手に入らなくても、絹さやを色よくゆでて飾るときれいです。
お正月の時期はちょっとお高いですが…。
現代は保存食としておせちを作るわけではないので、普通に緑の野菜を取り入れるのも良いですね。
実家ではいつも、菜の花をゆでて添えていました。