数の子

プチプチでキラキラで金色で、いかにも縁起の良さそうな数の子。
つけ汁はすっきりとした味になっています。
冷凍もできるので、早めに作っておくと便利です。
【材料】
塩数の子 200g
(A)
だし汁 200ml
薄口醤油 大さじ2
酒 大さじ2
かつお節 適量(だし用など)
糸がつお 適量
【作り方】
❶塩数の子の塩抜きをする。
500mlの水に小さじ1/2の塩を溶かして、塩数の子を浸す。
冷蔵庫に6時間~丸一日置いて、味見をしながら塩を抜く。
端を折って数粒噛んでみて、少し塩気を感じる程度を目安にする。
※途中で4~5回、同じ濃度の塩水を作って入れ換えます。
数の子の量が多ければ、塩水の量も増やしてください。
うまく塩抜きするのが大切なので、下の【塩抜きについて】で詳しく書きます。




❷数の子の表面の薄い膜を、ガーゼなどでやさしくこすって取り除く。
※すでに膜を除いたものも市販されています。

❸つけ汁を作る。
鍋にA(だし汁200ml、薄口醤油大さじ2、酒大さじ2)を煮立て、かつお節を入れて弱火で1分ほど煮出す。
鍋のまま、完全に冷ます。
※つけ汁が熱いと、数の子が台無しになります。
必ず冷ましてください。

❹数の子の水分をよく拭き、なるべく平らになるように保存容器に入れる。
上からガーゼかキッチンペーパーをかぶせ、❸のつけ汁を、かつお節ごとかける。
かつお節で全体を覆うようにしてからガーゼを容器の大きさにたたみ、蓋をする。
冷蔵庫に入れて丸一日以上漬ける。


❺食べる直前に好みの大きさに切り、糸がつおをたっぷり乗せる。


【保存】
漬け始めた段階から、冷蔵庫で5日ほど日持ちします。
数の子がつけ汁から出ないよう、ガーゼをかぶせたまま容器の蓋をして保存します。
2日漬けたくらいがちょうどおいしいように思います。
冷凍もできます。
全体がつけ汁に浸るように冷凍し、冷蔵庫で解凍してそのまま食べられます。
食感と透明感はやや損なわれますが、塩抜き加減を気にかける手間もあるため、余裕のあるうちに作っておくと便利です。
今回の1枚目の写真も、冷凍後のものです。

【塩抜きについて】
加減が難しそうですが、こまめに塩水を換えながら味見すれば大丈夫です。
塩水を使うのにはいろいろ理由があります。
真水でやってみたところ、短時間で外側だけ塩が抜けて苦みと生臭さが出た上に、内側は塩からい数の子になりました…。
もっと上手なやり方もあるのかもしれませんが、私はやっぱり塩水が良いと思います。
塩抜きの味見は、まだつけ汁に漬けていないのでちょっと生臭い感じがあります。
生臭いのが苦手な私にはちょっと大変です。
(端っこを数粒崩して噛んで塩加減を確認し、すぐにうがいをしています)
塩加減の目安は、やさしい味のお吸い物くらいですかね。
もし塩を抜きすぎたら、そのまま進まず、濃い塩水を作って1~2時間浸しておいてください。
また塩味がつきます。
【おいしく食べるために、追記】
○塩を抜きすぎない
○煮汁にかつお節を入れる
○小さめに切り分ける
○糸がつおをたっぷり乗せる
これでかなり食べやすくなります。
昔は数の子が大の苦手でした。
母が作ってくれたのですが、生臭いし苦いし、子どもの私の舌には合いませんでした。
数の子にはわずかに苦みや渋みがあるものですから、それをおいしいと思えるかは、年齢や個人の感じ方によると思います。
わりとそのままの味覚で大人になってしまい、いろいろ工夫しました。
そこで気付いたのは、かつお節の効果です。
つけ汁にかつお節をたっぷり入れて数の子を覆い、食べるときはこれでもかというほどの糸がつおを乗せます。
糸がつおは他の料理にも活躍するので、ぜひ買ってみてください。
あとは、食べるときに小さめに切るのも効果的です。
小ぶりな一切れに糸がつおをまぶすように食べれば、「なるほどこれはご馳走じゃわ」と思います。
もちろん、お好きな方は丸ごと一本ヴォリヴォリ食べてくださいね。
塩を抜きすぎても苦み、臭みが出ます。
塩抜き加減を丁寧に見極めるのも大切です。
最後に身も蓋もないことを言うようですけれど、だいたい塩数の子のパッケージにおいしい調理方法が書いてあります。
そちらをメインにして、私のレシピは参考程度にご覧いただくのが良いかもしれません。
生臭いのが苦手な方には追記の方法が効果的ですから、よかったら試してみてください。

