ちくわの磯辺揚げ

ちくわの磯辺揚げ

少ない油でカラッと揚がる、とても簡単なごちそう。
ぜひ、おいしいちくわで!
お弁当のおかずにもぴったりです。

〈材料〉

ちくわ 4本(100g程度)

薄力粉 大さじ3
青のり 小さじ1
水   大さじ2~3

揚げ油 適量

〈作り方〉

❶ちくわを食べやすい大きさに切る。

❷薄力粉と青のりをボウルに入れて混ぜ、水を加えて軽く混ぜる。

❸❷にちくわを入れて、衣を絡める。

※衣がだいたい行き渡れば良いので、ここで混ぜすぎないようにします。

❹底が平らな鍋に、高さ1cmほどの油を入れて180度に温める。
ちくわの皮を下にして入れ、1分ほど揚げる。
裏返してきつね色になったら取り出す。

※少ない油でも、少量ずつ揚げればカラッと仕上がります。
底の面積が小さい鍋なら、より少ない油で揚げられます。

衣の水が大さじ3ならサクッと、大さじ2ならカリッと揚がります。
お好みで調節してみてください。

少ない油でもベタッとさせないポイントは、一気にたくさん揚げないことと、皮のほうから油に入れることです。
あと、細かいことですが、油から上げたらなるべく皮のほうを上にして、網などに立てかけるように置くと良いです。
もちろん、たくさんの油で揚げられるなら、それに越したことはありません。

夫のお弁当が毎日必要だった頃、しょっちゅう作っていました。

詰められそうな余り物もなく、何もおかずを思いつかない朝、冷蔵庫にちくわを見つけたときの喜び。

のり弁にちくわの磯辺揚げと塩茹での野菜だけ乗せて済ませることもありました。

そんな日も必ずお昼に「最高の組み合わせだった!」とメッセージが来ていたので、きっと最強のおかずです。

どんなお弁当でも「ショボくてがっかりした」なんて夫が言うとは思えませんが…。

でも職場からわざわざメッセージを送ってくるということは、一応おいしかったんだろうなと思うようにしていました。

今でも無性に食べたくなって、ご飯のおかずにちくわだけ揚げることがあります。

お酒を飲む方なら、おつまみにも良さそうですね。

どうせ天ぷらをするなら具材を何種類も集めたくなりますが、そうするとまあまあ大ごとですから、好きなものを1~2種類だけ揚げるのも良いなと思っています。

食べ放題みたいで嬉しいですし。

何も考えずに揚げると、何も考えずに作ったギトギトの炒め物みたいになる磯辺揚げ。

でもちょっと気をつければ、サクサクのごちそうが炒め物くらい気軽に作れる…。

なかなか面白いものですね。

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