さつまいものゆず煮

まん丸でかわいくて、爽やかな一品。
さつまいもの選び方と煮崩れに気をつければ、おいしくきれいにできあがります。
鮮やかな皮の色が、おせちやお弁当をぐっと雅な雰囲気にしてくれます!
【材料】
さつまいも 2~3本(400g)
くちなしの実 あれば1個
水 300ml
砂糖 60g
ゆず果汁 大さじ1
※さつまいもは、細めで皮に傷がついていないものを選びます。
今回は、直径3cmほどの鳴門金時を使いました。

【作り方】
❶さつまいもの皮を傷つけないよう丁寧に洗い、1.2cmほどの厚みの輪切りにして、すぐ水にさらす。
たっぷりの新しい水に、さつまいもと砕いたくちなしの実を入れて、やわらかくなるまでゆでる(下ゆで)。
沸騰したら弱火にし、グラグラ煮立てないよう注意する。


❷新しい鍋に、水と砂糖をあわせて軽く混ぜておく。
❸下ゆでした鍋の湯を捨て、やさしく水を注いでさつまいもを冷ます。
さわれる温度になったら手ですくい、水気をよくきって❷の鍋に入れる。


❹鍋を火にかけ、沸いたらごく弱火にして5分煮る。
火を止める直前にゆず果汁を加え、鍋を軽く回してなじませる。
蓋をして完全に冷ます。
※冷めたら汁に浸けたまま冷蔵庫で保存してください。
3日ほど日持ちします。
おせちやお弁当には、キッチンタオルで汁気を拭いてから入れます。
※汁ごと冷凍できます。

【追記】
おせちに入れるなら、細くてまん丸で、皮がきれいなさつまいもを選ぶと良いです。
輪切りの直径を頑丈な皮がぐるりと守っていれば、やわらかく煮ても崩れません。
また、ひとつひとつが小さいと鍋の中での充填率が高くなり、少なめの煮汁にも簡単に浸かります。
太いさつまいもだと「さすがに半月に切ろうかな」となり、切ったら切ったでものすごく煮崩れます…。
もし太いもので作るなら、頑張って輪切りのまま煮て、お重に詰める直前に半分に切ると良いです。
味をつけて冷ましてしまえばそんなに崩れることもないので、調理中だけ細心の注意を払っていただければと思います。
ゆずのかわりに、レモンでもおいしく作れます。
今回は苦みが出ないよう、果肉や皮は使っていませんが、お好みでゆずのスライスを少し入れると香りが良くなります。
おせちには他にも黄色いものが多いし、無理にくちなしで染める必要はないと思います。
淡いレモン色の果肉も美しいものです。
個人的には、さつまいもの皮の色のほうを重視しています。
えびやにんじん、きんかんなど、赤っぽいものは多いけれど、それらはオレンジ寄りの赤です。
黄色やオレンジが多いおせちに紫っぽい赤が入ることで、ぐっと雅な雰囲気が出るので、さつまいもの皮やたこの色はとても貴重です。
下ゆでもあるし煮崩れに気を使いますが、おいしくてかわいいので、ぜひ作ってみてください!

